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台所の隣が南北に関係なく食事室になるというのは当然のことなんだろうけど、川崎の工員住宅では台所の土間のところに板を敷いたり机を持ち込んだりして、台所で食事をしている件数が相当ありました。ということは、はじめからそういうふうにつくり上げておけば、食寝分離と就寝分離の両方を可能にすることができるんじゃないか、という芽が見えてきたわけです」一九五〇年(昭25)に吉武は建設省の公営住宅の計画委員会で委員をしていた際に、いくつかの案を提出する。

A、B、Cの三タイプがあり、C型が最も小さく床面積は一二坪だった。それを見た久米事務所(久米権九郎)では「私のところでいただきたい」とC型を採り上げる。その申し出は望むところだった。吉武と共に東大で研究を進めていた鈴木成文(前出)はのちに、「C型は難しいが最も求められているもので、僕らが挑戦する代表だったとはっきり思っていたし、力を入れた。だから久米事務所がC型をやりましょうといってくれたのが僕らにとって良かった」と述べている。

そして、このC型が公営住宅標準設計C型の原型となるのである(図表21⑥)。C型の特徴は当時としては初めてずくめだった。先に鈴木成文の著作から引用しているので重複する点もあるが、吉武とはややニュアンスが異なるので、改めて主だった特徴を挙げておく。まず第一点は、ダイニングとキッチンを一体化させ、他の居室から独立させたこと。第二点は、主婦の家事労働に注視したこと。いまのように家電製品がほとんどない時代だったので主婦の家事労働は膨大なものだった。しかも、その作業は北側のじめじめしたところで行われるのが常だった。

一人暮らしの引越しなら、単身用のパックがあるのでそれを利用するといいですね。一つのスペースの中に入れば、料金は同じなのでひとつひとつ送るよりもかなりお得になります。
入口が狭い住居からの引越しや入居は、大きな荷物が通常の方法では搬入出できませんのでクレーンなどを使うことになります。その分引越し料金に加算されますので事前に確認しておきましょう。
地震が起きたときに困るのが建物が壊れてしまわないかどうかです。そういった不安に対応したサービスや工事が耐震と呼ばれるものです。一般家庭やデータセンターなどで利用されています。

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メゾネットタイプとはひとつの住戸が上・下階の二層配置となっているものである(図表21⑧)。日本信販不動産で同物件の企画・販売に携わった大野和夫(のちに東芝クレジット代表取締役副社長)は、一九八八年に取材で会ったとき、こう述壊している。

「当時はアパートというと都営か公社のものぐらい。それも2DKばかりで、3LDKなんて夢にも思わなかった頃です。私たちは住宅困窮者のためでなく、できるだけハイグレードな住宅を都心にと考えてつくりました。それでもエレベーターは費用が高くて付けられない。かといって、当時でも人が歩いて上がるのは四階までが限度だといわれていた。そこで知恵を絞りまして共用部分を極力少なくし、エレベーターを付けなくてもいいようにメゾネット方式を導入しました。

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